おはようございます
今日はあいにくの雨ですね
雨の日はいやだな~という方、多いと思いますが、雨の日にしかできないことって色々ありますね。
僕たちは、雨の時に外壁を診たり、屋根や屋上の雨漏れを診たりする機会が多くあるのですが、
僕たちが、雨の日にパッと目が行くポイントが1つあります。

それが、こちらです
IMG_7031


壁に雨がしみ込んでいますね

IMG_7340

こちらも、しみ込んでいますね

IMG_7056

しみ込んだ雨がしみ出てきていますね

正常な塗膜があれば、こんな感じにはなりません。
塗膜が劣化すると、塗膜で保護されている、コンクリートやモルタルに水がしみ込み、さらに奥に浸透することで鉄筋や金網ラスを錆びさせ、爆裂現象(コンクリやモルタルの中の金属が錆びて膨張することでが中からガバっと割れる現象)が起こります。
そうなると、室内への漏水の可能性も出てきますし、爆裂部のはく落の可能性があり大変危険です。
それに、改修費も高くなりますし時間もかかりますし、最終の仕上がりにも差が出ます。

こんな感じで、雨の日や、その次の日に外壁を見てみると、色々なことが分かります。

皆さんも一度、雨の日に大切な資産である建物をじっくり見られてはいかがでしょうか?

ではでは今日はこれにて失礼いたします。
それでは皆さま、ごきげんよう